20090628

砂嵐


ナイトシーン撮影中に起こる「砂嵐」 。
やっかいですね。
空気中の埃や水蒸気にストロボ光が反射して写りこむものでオーブ写真とも呼ぶそうです。
よく考えたらトラックの撮影会場って悪い条件が揃っているんですよね。

1 地面が舗装されていない = 埃が立ちやすい。
2 排気 = 塵の飛散の原因。
3 トラックの移動 = タイヤの摩擦や車体の風圧で埃が舞う。
4 ストロボ光 = ナイトシーン撮影に使う。

このような写真はナイトシーンに限ったことではありません。
条件が揃えばたいてい写りこみます。
逆にこの条件を揃えないようにすれば写る危険は減ります。

オーブ自体はストロボ光が反射していることが多いのでストロボを焚かないのが一番なのですがどうしても必要な場合がありますよね。
そんな場合は・・・・ストロボとレンズの距離を離したりストロボの光を弱めたりするといいでしょう。
簡単にストロボ光を弱める方法には発光面に書道用の半紙など白い紙を貼る方法があります。
よろしければお試しください。
(くれぐれも糊や接着剤で貼らないように・・・)

20090621

免許更新


運転免許の更新に行ってきました。
行ったのは運転免許センター。
警察署でも良かったのですが講習の日が合わなかったのであきらめ・・・・。
ちょっと遠いのですが津市の運転免許センターへ。

印紙購入とか視力検査とか・・・・流れ作業で更新が進み・・・・無事に免許がもらえました。
今回からICチップが入ったんですよね。
ちょっと厚みがプラス。
機械にかざして暗証番号を入れると個人情報丸見え。
怖いなぁ。


   


ところで更新手数料って高くないですか?
2550円。
内訳は・・・印紙発行200円、テキスト代500円、写真代200円、視力検査50円、免許証作成費用800円。
適当に考えました。
合計も合っていません。

あと講習で700円って・・・・・・10分喋ってビデオ見てって高すぎですよ。
1回に100人同時講習で7マン、10回やって70マン、10日で700マン。
更新といえば無線局の免許も放ったらかしだな。
4年ぐらい前に切れちゃってる。
更新もめんどいしどーするかな?

20090617

携帯とは何が違うのですか?



このあいだのイベントで聞かれたこと。
「最近の携帯電話に付いているデジカメは800万画素とか1000万画素とか高画質になっているけどデジタルカメラとどこが違うんですか?」

なかなか難しい質問です。
何が難しいって・・・比較ができないんですよ。


携帯電話のデジタルカメラのいいところ。
 軽くてコンパクト
 携帯電話に付いているのでいつでも撮れる
 撮ったものをそのまま送れる
 撮っているのか画面を見てるのかわからないところ


デジタルカメラのいいところ。
 機能が充実
 マニュアル撮影(機器限定)
 交換レンズが充実(デジタル一眼レフ)
 耐久性
 高画質


質問は画素数についてだったと思います。
しかしデジタルカメラの画質は画素数だけではなく内部処理全体で決まります。
大きく分けると撮像素子と画像処理プロセッサの2つの性能が良いと同じ画素数でも画質が変わります。
では携帯電話のデジカメ機能とデジタル一眼レフで同じものを撮影して比べてみましょう。
今回使用した携帯電話は200万画素のデジタルカメラが付いていました。
デジタルカメラの方はD90に純正のAF-S18~70mmズームレンズを付けて撮影しています。



左が携帯電話のデジカメ機能、右がデジタル一眼レフです。

撮影はどちらも機器にお任せ。
携帯電話は人のなのでよく使い方がわからん。
とりあえずシャッター押しただけ。
デジタル一眼レフはPモードですと自動でストロボ焚いちゃうのでAモードで撮影。
撮影サイズSにして半分ほどに縮小しています。
コレで200万画素相当になるので条件は一緒。

携帯電話は・・・・細かい字が読めませ~ん
白地が別の色に溶け込みぎみです。
また自動的に感度調整するようでこの明るさで若干感度高め。
黒い部分もノイズだらけです。

デジタル一眼レフは・・・・・字が読めます
コントラストは携帯電話に比べると弱めで白っぽいイメージ。
カメラ任せで撮らずに色々調整してやるともう少しましな色になりそうです。
画像アプリケーションで十分補正できる程度。



もう一点、携帯電話とデジタルカメラの決定的な違い。
それは筒の太さです。

筒といいますとよくわかりませんが光の通る道・・・ガラス球(レンズ)の大きさです。
これは物理的に不可能な部位でこれを大きく、太くしてしまうと携帯電話が”携帯”出来なくなってしまいます。

ではついでですのでガラス玉の大きさによる画質の違いを見てみましょう。
撮影機材はD90にAF50mmを使用します。
先ほどの撮影に使用したAF-S18~70mmと比べるとガラス玉の直径は約2倍。
これだけ違うと撮影される像は随分変わってきます。


比較したのは画面の端の方。
レンズでいいますと周辺部。
最も画質が荒れやすい部分です。

 

左がAF-S18~70mm、右がAF50mm

なんかレンズの直径とは関係無さそうですがこれだけの違いが出ています。
とにかく携帯電話の中身が分らないだけに比較しづらいのですがピンホールのような小さな穴で撮影することを考えますとこれ以上の画質向上は見込めません。
ただ1000万画素デジカメ付き携帯を使い、撮影条件の良い状態で同じものを撮影し、L判ぐらいにプリントするなら違いがあまり出ないかもしれませんね。

20090614

イベント帰りのSA

イベント帰りの高速道路SAにはデコトラが止まっていたりします。
もちろんそのトラックもイベント帰りなのですが、さすがにイベント会場ほど電飾点けていません。
またSAはイベント会場ほどデコトラが密集することも少なく外灯も多くないので撮るのは少しコツがいります。

そのコツとは・・・・・「車にひかれない様に三脚を立てる」・・・・です。

イヤ真面目な話ですよ。

暗い場所=三脚を立てての長時間露出。
SA=車がいつ来るかわからない。



イベントで1日撮影し帰る頃には半分寝ています。
この状態で高速道路の走行は危険。
でもSAでデコトラを見つけるといっぺんに目が覚めます。

ということでイベント帰りにはSA、PAでデコトラを探しつつダラダラ帰るのが安全運転の秘訣? なのです。






20090610

長野の写真


夜霧丸船団撮影会の写真をUPしました。
会場到着が昼前で夜も早めに切り上げたので写真は少なめです。
蛍火船団が約300カット、哥麿会が約450カットだったのに対し今回は200カット強。
時間だけの問題ではないのですが・・・・結構世間話していました。
その分中身は濃い目です。
また怪し~いアンケートにもご協力を・・・。

クールエース50s

20090609

目からウロコ

写真集を自費出版するって決めたのはいいのですが相変わらず自分は場当たり的だな~と思ってしまいます。
どんなものにするかというのも決めていなかったのです。
自分で気に入った写真を70枚ほど選択しポケットアルバムに入れて歩き回り知った顔を見つけては見てもらって・・・「どぉ?」って。

「どぉ?」って聞かれても困りますよね。
だって撮った人間目の前にしてヘンに文句言えないじゃない。
失敗しましたね。
次回はもう少し本音が聞けそうな方法を考えることにします。

でも今回ひとつだけ収穫だったのはオーナーの方の意見。
アートトラックのオーナーの方共通の一言があったんですよ。
目から(耳から)ウロコ

その一言はここでは言いませんけど・・・・。
本当に勉強になりました。



【注意】
写真はオーナーの方に許可を得て撮影しております。
良い子も悪い子も真似をしないようにお願いします。

20090608

長野


昨日は長野まで行ってきました。

いや~暑かった。

本当に今年は月イチでイベント行ってるよな~。
来月は誠船団ですか・・・もっと暑いんだよな。

さて、業界の情報に疎い私は知らなかったのですが第2回だそうです。
地面は河原なのでかなり厳しい。
先日のビス食い込み事件を思い出しました。
まあ石とビスは違いますけどガタ付くのはごめんです。

入場料1000円でプログラムとビンゴカードと地元の銘菓(?)が2個入っているのでかなり良心的。
プログラムすら配られないこともありますからね。
地理的に関西からも関東からもそれなりの距離だったので集まるトラックは東西入り乱れ。
プリンスの前にクイーンが止まっていたりしてかなり珍しかったですよ。

20090606

長野


明日は時間がとれたので長野まで行きます。
片道3時間ちょっと
遠いな~。

それにしても今日はツイてない。
朝一で会社の人に車カリカリされえるし、帰りは帰りでなんか感触がヘンだな~とタイヤがボルト食ってるし・・・。
まあ早めに分っただけイイとしましょう。
知らないまま高速走ったら・・・・。

怖い怖い

ということで明日はいい事あるといいな。

20090603

光条

今日は光条について検証してみましょう。
光条とは・・・・絞りのあるレンズで点光源を撮影する際にできるだけ絞り込むと発生する現象です。
表現手法の一つで特に広角側で発生しやすくなります。

まあ言葉で説明してもよく分らないので実際に撮ってみます。
ベースになるカットはこれ。
焦点距離50mm(付近)
絞り値(f値)8
普通に撮れています。
では光条を強調させましょう。
絞り込めば絞り込むだけ光条は発生しますので絞り値(f値)を22にしてみます。
光条は点光源で発生しますので、分りやすいようにバンパー付近を拡大してみました。
フォグランプから伸びる無数の光。
これが光条です。
光の本数はレンズの絞りの枚数によって変わります。
このレンズは9枚絞りなので倍の18本発生しています。
(数えられるかな?)
偶数絞りなら等倍、奇数絞りなら2倍の光条。
コレ、レンズの不思議。
では逆に 絞りの数字を小さいものにしてみましょう。
絞りの数字が最も小さい値は開放値と呼ばれます。
このレンズの開放値は2.8でした。
レンズによってこの値は変わりますので参考までに・・・。
同じくバンパー付近を拡大してみました。

う~ん、光条が無いのでモヤッとしています。
光のシャープさも表現できておらず輝いている感じも出ていません。
勿体無い。
最初に言いましたとおり光条は絞りによって発生します。
しかしもっとお手軽に光条を発生させられるものがあります。


ご存知クロスフィルター。
自身のカメラに合った物を買いましょう。