20080627

MF-23が嫁ぎーの

MF-23って何?
分る人のほうが少ないでしょう。
ニコンのマッスルカメラF4シリーズの裏ブタと交換して日付を焼き付ける部品です。
どこのメーカーでもそうなのですがハイエンド機というのは多くのオプションがあるものです。
そのひとつがデータバック。

基本は日付をフィルムに写すものですがその他の機能がスゴイ。
日付は当然のことながら時分秒、固定数値、フィルムカウント数、シャッター速度と絞り値、露出補正量と多くの情報を選択できます。
またフレーム内以外にコマ間にも情報を焼き付けることができるのです。
他にもオートブラケット機能、フォーカスプライオリティ機能、長時間露光制御。

あとは、最大99時間59分59秒間隔で任意コマ数を任意回数、カメラをレリーズ制御可能・・・・・・って誰が使うの?な機能まであります。

さすがに厚いだけあります。

でもその厚さゆえファインダーを覗くと鼻が痛いです。
ちょっと斜めに構えることになります。
自分の構えが変なのはそのせい。
F4全盛時代の名残です。



ちなみに中古で買った時は36000円。
売るときは8000円。
まあF4は2世代前のフィルムカメラですから仕方ないですね。


世界のナベアツ 3の倍数の時アホになる音声電卓

20080625

レンズ沼。
”所持しているレンズで同じ焦点距離をカバーできるにもかかわらず別のレンズを買ってしまうこと”


というわけで衝動買いです。
AF50mm f1.4D
実は全く同じ焦点距離でAiタイプの単レンズを持っているんですよ。

じゃあ買う必要ないんじゃないですか?
ところが買っちゃうんですよ。
それが「レンズ沼」

何が違うかって?
例えば
AFでピントが動く。
TTL発光が可能。
D80に装着できる。
など魅力は沢山!

そりゃあ同じパーツでもメッキの処理が違うからもちがこっちの方がイイんだよ!って言っているようなもんです。
第三者から見たら同じじゃ~って・・・・。

ホントは買わなくても何の支障もありません。
普通に撮るならズームレンズでカバーできるから。
f8程度まで絞り込んだら写りに差が無くなりますからね。



これでまた余分なガラス球が増えました。
そろそろ古いのを手放していかないと防湿庫が満杯。

今年に入って2本目ですからね。
衝動買いは・・・・。








20080622

F5が嫁ぎーの

ここ数年デジタルカメラで撮ることが多くなったのでフィルムカメラの出番が無くなりつつありました。
唯一デジタルカメラのカバーできなかった超広角領域をフィルムカメラで、その他をデジタルカメラで撮る状態となっていました。
そしてこの春ついにフルサイズ機を導入。
超広角領域までデジタルカメラでカバーできるようになりました。

フィルムカメラには大変お世話になりましたがここは決断の時のようです。
新しい機材購入のため引き取っていただくことにしましょう。

まずはニコンF5(定価26万円、購入時中古で15万円)

5点測距AF。
3D-RGBマルチパターン測光
8コマ/秒の高速撮影。
アルミダイキャストボディ。

初めて使った時の感想はズバリ重たいバカチョンカメラ!
それまで使っていたF4Eに比べ露出の性能が素晴らしい。
ナイトシーンを除くほとんどの状況できれいな写真が撮れました。
これなら誰でも同じ写真が撮れる?という意味でバカチョンカメラです。


買取価格、ずばり4万円!!・・・・・・(T△T)
こんなもんです。
この4万円という値段はカメラの性能の値段ではなくデジタルカメラ全盛の今を反映した価格でしょう。
中古販売相場ですと6万円弱でしょうか。
もしフィルムカメラを買おうと考えている方が居たならF5はお買い得商品です。
この色のりとタフさはなかなかのもの。
ただ中古相場になりますので使用頻度はまちまちです。
レリーズ回数10万回を越えるような激しく使い込んでいるプロ機もあれば、年寄りの趣味で大事に使っている物もありますので見分ける眼が必要です。

【誰が買うねん!とつっこみたくなる ひたすらお墓の映像が流れるDVD】墓萌え 東京お墓散歩 / BGV

20080616

同じ焦点距離なのですが2

続きです。
同じ焦点距離のレンズでもこれだけ違うと考えちゃいますよね。

では今度は周辺光量についてみて見ましょう。
曇天での周辺光量を見るために空の部分を切り取りました。

AF-S VR 24-120mm
絞り開放撮影(f3.8)
やはり隅の部分が少し暗くなってしまいました。
24mmからのズームレンズなので28mm領域では出て欲しくないところ。


AF 24-85mm
絞り開放撮影(f2.9)
随分と光量が落ちています。
基本設計が古いせいでしょうか?
晴天の順光だともっとハッキリ出てしまうと思います。
ワイド側の開放撮影は被写体を選んで撮る必要あり。


シグマAF 28mm
絞り開放撮影(f1.8)
明るいレンズ特有の光量不足は全くといっていいほど見られません。
ただボディとの相性が悪いのか全体的に露出アンダーです。
レンズ自体の画質は良好。


光量不足はf8まで絞り込むとどのレンズも全くといっていいほど見られませんでした。
晴天時はf8程度に絞り込んでも十分シャッター速度を稼げるので普通に使用する分には問題ありません。
ただ夕方がちょっとね・・・・。


では最後にボケと色のにじみについて比べてみました。
ポイントは画面下のほうにあるホース収納箱。
赤い箱に白字で書かれているためかなりコントラストの強い部分です。


AF-S VR 24-120mm
絞り開放撮影(f3.8)
文字がかなり甘い感じですが読めないほどではありません。
しかし細かい文字となると多分潰れてしまうでしょう。
手前の格子と同化するほど色が飛んでいます。


AF-S VR 24-120mm
絞り値f8での撮影
ここまで絞り込むとにじみはほとんど見られない。
ただ文字の表現が若干甘めで読みづらい。
背景のブロックも表現が弱い。



AF 24-85mm
絞り開放撮影(f2.9)
AF-S VR 24-120mmに比べ被写体震度が浅いためボケはきつめである。
ただ文字の表現はそれほど悪くない。
どちらかというとボケの影響が強いといえる。


AF 24-85mm
絞り値f8での撮影
先程のレンズ同様ここまで絞り込むとボケやにじみの影響はほとんど見られない。
ブロックの表現もわりとしっかりしている。



シグマAF 28mm
絞り開放撮影(f1.8)
被写体震度が浅いせいか手前の格子と同化してどうにもならない。
ただ不思議なことにボケているわりには文字はしっかりしている。


シグマAF 28mm
絞り値f8での撮影
ホース収納庫本体はもちろん文字もクッキリ、シャープな画である。
ただ色のりはシグマ特有のものがあり好き嫌いが分かれる。


結論 : 画質を追求するならやっぱり単レンズ!


20080615

同じ焦点距離なのですが

カメラに付いているレンズについて焦点距離という数値があります。
まあ簡単に言うと写真の遠近感が変わる数字だと思ってください。
一般的に50mmが標準と呼ばれ目で見た感じに一番近いといわれています。
これより数値が小さくなると広角と言って遠近感が強調され、大きくなると望遠と呼ばれ遠近感がなくなる変わりに遠くのものを大きく写すことが出来ます。
カメラのレンズ正面や側面にはこの数値が書いてありますので一度自身のカメラを見てみましょう。

さてカメラやレンズのカタログを見たことがある人ならお気づきかもしれませんが同じ焦点距離で実に多くの製品が出ているのです。
それぞれ特徴があり描写性能や使い勝手、大きさ、重さ、価格が違いますので自分に合ったものを使いたいですね。

そこで同じ焦点距離のレンズを撮り比べてみました。
今回テストしたのは28mmという焦点距離が使える3本。
28mmといえばトラックの撮影会では一番使いやすい焦点距離になると思います。
次点は24mmかな?
それぞれ紹介します。

まずは ニコン AF-S VR Zoom Nikkor ED24-120mm f3.5-5.6
24mm広角から120mm中望遠までとトラックの撮影会はこれ一本で済んでしまいそうなレンズです。
手ブレ補正機能も付いているので夕方の撮影にも便利。


次は ニコンAi AF Zoom Nikkor 24-85mm F2.8-4D(IF)
こちらも24mmから始まるズームレンズ。
基本設計は古いが24mm開放時のf値が2.8と明るく描写の良さが定評の1本。 


最後に シグマ SIGMA シグマ AF28mmf1.8EX DG ASPHERICAL MACRO
携帯性より描写性能を優先する単レンズです。
レンズメーカーの製品ですが純正よりもコストパフォーマンスに優れています。



早速撮ってみました。
アングルは同じでズームレンズは28mmの位置で撮影しました。
撮影は開放時とf8まで絞った場合の描写。
被写体は友人の家の窓から見える風景(どこにでも有るような住宅街?)です。
あいにくの曇天ですが状況が悪いほうが差が出易いのでテストとしてはいいかも知れません。


AF-S VR 24-120mm
絞り開放撮影(f3.8)


AF-S VR 24-120mm
絞り値f8での撮影



AF 24-85mm
絞り開放撮影(f2.9)


AF 24-85mm
絞り値f8での撮影



シグマ AF 28mm
絞り開放撮影(f1.8)


シグマ AF 28mm
絞り値f8での撮影


この6枚の違い分りますか?
あんまり変わらないように見えますよね?
撮影サイズは1200万画素相当ですが容量の関係で70万画素相当へ縮小しています。
実はこのサイズでは分らないものです。


ではオリジナルサイズの一部を切り取ってみましょう。

まず確認したのは【流れ】


AF-S VR 24-120mm
絞り開放撮影(f3.8)
写真の右端を切り取ったものですが写真の右側1/3ぐらいが流れていますね。
開放時ですので写真の端は描写が弱くなります。
このあたりがレンズの特性でもあるのですがf3.8でこの状態ですとあまり良い方ではありません。


AF-S VR 24-120mm
絞り値f8での撮影
同じ部分ですがf8まで絞ったので随分と良くなりましたね。
でも右端1/5はアウト。
ズームレンズは倍率が大きくなるほどこういった部分が不利になるのですね。
もう2段階ぐらい絞りたいのですが屋外撮影では実用的でなくなるのと回析が出てしまいそうなので止めましょう。



AF 24-85mm
絞り開放撮影(f2.9)
全体的に薄靄がかった印象は受けるが流れに関しては先程のAF-S VR 24-120mmより良好。 今回ピントを合わせた場所を中央付近にある植栽の頂上付近であることを加味しますと、この程度のボケは出て当たり前なのかもしれません。


AF 24-85mm
絞り値f8での撮影
流れに関してはほとんど見られなくなりました。
また開放時に出たピントの問題も解決され、かなり良好な描写。



シグマAF 28mm
絞り開放撮影(f1.8)
流れは端のほうにごくわずかであるが確認できる。
ただ被写体深度が非常に浅いレンズなのでピントについては合っていない。
当然の結果といえばそうなのだが流れに関しての性能は他の2本の比較ではないといえる。
シグマ独特の色のりがあるが、デジタル画像になっているので他の2本と合わせるのはそれほど難しくない。


シグマAF 28mm
絞り値f8での撮影
開放時に流れがほとんど見当たらなかったので絞れば結果は想像のとおり。
開放時には気が付かなかったが瓦や破風板の小汚さが忠実に再現されていて、あらためてこのレンズの描写性能の良さを感じる。

第2弾へ続く・・・・・。

20080612

画像処理能力

限られた時間の中で沢山撮るにはカメラ側にも体力が必要です。
一般的に連射能力=画像処理能力のように思われがちですが実は他にも色々と要素があります。
まずはこちらをご覧ください。

名車紹介に入場する三代目絃の様子です。
会場が狭いので前進、後退、切り返しをしながら定位置につきます。
枚数にして28枚。
短い場合は1コマあたり1秒程度で撮影しています。

ここでデジタルカメラで撮影した画像がメディアに記録される手順を簡単に紹介しましょう。
まずシャッターを押すと受光素子で光信号が記録されます。
この光信号は画像処理プロセッサでデジタルデータに変換され記録メディアに保存されます。

この一連の流れで重要になるのは画像処理プロセッサの処理能力。
処理能力が高いプロセッサとは・・・・。

連射能力がある。
連続撮影枚数が多い。
レリーズタイムラグが短い。
複数の画像を同時に記録できる。
複数のカードに同時記録できる。

このような特徴があります。
そこで機種別に能力を比べてみました。


赤字で書いたものはメーカーが公表していないものです。
実際に使っている人の感覚や比較をもとに仮定してみました。

それぞれの項目について説明しましょう。
レリーズタイムラグとはシャッターボタンを押してからシャッターが切れるまでの時間です。
単位は秒で0.06s以下が理想です。
0.1sというと少し重たい感じがすると思います。
決定的瞬間を逃さないためにはこの数値はかなり重要だと思います。

連射性能とは文字通りシャッターを押し続けた状態で1秒間に何枚撮影できるかということです。
動きの速いものをバリバリ撮る場合は必要な機能ですがアートトラックの撮影ではあまり重要視する性能ではありません。

RAW画像連続撮影枚数とはメーカーが推奨する記録メディアを使用した状態で連続的に何枚撮影できるかというものです。
先程のデジタルカメラの画像が記録される手順を思い出してください。
いくら連射能力があっても画像処理プロセッサの処理能力が低いとそこでオーバーフローしてしまい処理がとまります。
これは連射をしたときに限った話ではありません。
それと同じ容量の画像を短時間に記録しようとすると同じ現象になります。
ですからこの能力こそある意味連射(連続撮影)能力なのです。
連射性能よりはこちらを重要視してください。


結論:連射性能は見かけの数字、本当の性能はそれ以外の目立たない部分にある


【低反発枕が防災頭巾に早変わり!防災頭巾枕】優眠ピロー

20080610

ごみは付くものです

デジタル一眼レフはその構造上レンズの脱着が出来る様になっています。
レンズ交換により作り出される世界こそが一眼レフ最大の醍醐味。
しかし、レンズとボディが切り離されるということはその間に微量のゴミが入ってしまうということです。
これがデジタル一眼レフ最大の敵。
目に見えないような小さなゴミでも受光素子の正面に付着すると大きな影となってしまいます。

せっかくの力作が台無し!!

そこで各社が採用しているのがダストオフ機能というもの。
まあ単純に”ローパスフィルターに付いたゴミを減らそう”機能です。

各機種の主な機能を表にしてみました。



一言にダストオフ機能といいましても色々ありますね。
それぞれの機能を説明しますと、振動型とは超音波振動でゴミを弾き飛ばすというもので現在の主流となっております。
ON、OFF時とあるのはそのダストオフ機能を電源ON時やOFF時に自動的に行う機種です。
帯電防止設計というのは静電気を抑制しゴミ自体を付きにくくする機能です。
特殊コーティングとはメーカー独自のコーティング技術でローパスフィルターにゴミが付きにくくなっているものです。
最後に特筆すべきはSD14のシールド型。
レフ機構も含めローパスフィルターから受光素子まで全てを特殊なシールドで覆ってしまおうというものです。

こう見ますとメーカーによって考え方がまちまちですよね。
新しい機種のほうがゴミ対策が進んでいるようです。

結論:あると便利だダストオフ機能



【自宅で天気予報!!水の高さで天気がわかる】晴雨予報グラス 食紅付

20080608

背面には液晶モニターが付いているのですが


デジタルカメラで写真を撮った際に背面の液晶モニターで確認することができます。
ここが現像作業の必要なフィルムカメラと違うところ。
その場で見られてその場で画質確認。
いらないものは破棄。

付いているからという理由で当たり前のように使っているのですが、実はこの液晶モニターにも性能の差が出ます。
表のデータは画面サイズ、画素数、視野角、ライブビュー機能の有無、可動式かどうか。

それぞれ説明しますと・・・・。
画面サイズはその名のとおり画面の大きさです。
大きいほど見やすいものです。

画素数はその液晶モニターのドット数。
撮った写真を拡大してピントやブレの確認をする時に重要となるデータです。
23万画素程度の液晶モニターですと等倍でかなり荒い画像になりますが90万画素越えですとピンボケ、手ブレがはっきりと分ります。

視野角は液晶画面を斜めから見たときの見易さ。
どの機種もあまり違いはありません。

ライブビューはライブビュー機能が付いているかどうか。
ライブビュー機能とは画像を液晶画面で確認しながら撮影できる機能です。
ファインダービュー撮影ではできないようなアングルでの撮影ができて便利なのですがポジションが安定しないのと電源の消費量が大きいので注意が必要です。

可動式は液晶モニター自体が可動しライブビュー撮影時に自身の方向に向かって液晶の角度を変更できるものです。



液晶モニターひとつとってもこれだけの機能があるのですが、私見では大きさは3インチが理想、画素数は90万画素程度、ライブビューができれば良いですね。
あとは可動式液晶モニター。
無理な体勢で撮らなくて良いので本当に沢山の機種に採用して欲しいですね。



【必要な量だけお湯が沸く!カップヌードル専用のポット】ポットヌードル

20080607

いよいよどうでもいいデータです



いよいよどうでもいいデータになってきました。

容積です。

いちおう表にしてみました。
グラフは容積率。

退屈していますね・・・・・。

いちおう分析なんぞを・・・・。
Wが幅でHが高さでDが奥行きで単位はmmです。
それを掛けたのが容積。
カメラを直方体としてとらえた時の大きさです。
どれもドングリの背比べ。
似たようなデータの中でDMC-L10の比重が異常に軽いのが分ります。

さてカメラというものは基本的に手で構えるもの。
しかし、人間の手というのは非常に繊細にできておりまして、ごくわずかな大きさ、重さを敏感に受け取り、それに影響されてしまいます。

私も経験があるのですが新しくカメラやレンズを買うと決まって失敗が増えるんですよね。
この場合の失敗はブレなのですが微妙なボディバランスが崩れるために起こるのです。


結論:新しく買ったカメラはためし撮りをたくさんして手に馴染ませよう。


もうひとつ大事なことを忘れていました。
カメラバックを買うときに重要になるののがWの値。
リュックのように背負うタイプはあまり気にしなくていいのですが、肩に掛けるタイプはカメラの幅に合わせて大きさを決めましょう。
カメラをカメラバックの長手に対して横向きに入れて安定するのが理想。

参考までにNikonのF4はWの値が異常に大きいので合うカメラバックを探すのに苦労しましたよ。
W=169mm。
D40より40mm広い。
何であんなにデカくしたのかな?


印刷するだけで本格的なオリジナル箸袋がすぐに作れる!】インクジェット用箸袋

20080606

そりゃあ軽いほうが良いでしょう

屋外で歩き回る場合にカメラの重量は気になるところ。
そこで各メーカーのカメラについて重量比較してみました。
表示されている重量はメーカーの公式データ。
ストラップやバッテリーは含みません。

比べてみるとボディひとつで随分違いますよね。
軽い機種はコンパクトに、重い機種はしっかりとした造りになっているといえるでしょう。
E-410とD200を比べると画素数は同じなのに倍ですよね。
コンパクトズームレンズを取り付けてもD200のほうが重いぐらい。


でもこの重さにはひとつの法則があるんですよ。
それはそのメーカーにおけるその機種の位置付け。

カメラは大きく分けて普及機、中級機、高級機に分けられます。

表の中で軽いのはやはり普及機。
デジタル一眼レフ初心者用のカメラです。
軽くて使いやすくてきれいに写るというのを売りにしているのです。


表の中で重い部類に入るのが中級機。
普及機では物足りないという方用のカメラです。
性能はもちろん耐久性や質感までにこだわった一台です。


参考までに普及機と中級機を分けますと・・・・
普及機が
 EOS kiss Digital X、X2、D40、D60、K100D、E-410、E-420・・・・・・
中級機が
 EOS30D、EOS40D、EOS5D、D200、D300、S5pro、α700、K10D、E-3・・・・
あとは微妙な位置付けです。


さて実際どちらが良いかというとやはり人それぞれという答えになってしまいます。
基本的な写りに関してはほとんど変わりません。
 軽さは普及機。
 オプションの豊富さは中級機。
 安さは普及機。
 耐久性や質感は中級機。
 簡単に撮れるのは普及機。
 基本性能は中級機。


しかし軽ければ良いというものではありません。
軽ければ軽いほど手ブレが起きやすくなるのです。
しっかり持てば問題ないのですが「初めての一眼レフ」な方にはそうも行きません。
ある程度の重量は必要だと思います。


ちなみに手ブレ補正機能がほとんど普及していなかった時代に使っていた1500gのF4Eはなかなか良かったですよ。
シャッターも軽かったしその重量のおかげで2段階ぐらい遅いシャッター速度でもブレがほとんど目立ちませんでしたからね。




結論:どちいでも良いので自分の腕力に合ったカメラを・・・・








1000年後は子孫に育ててもらう!天然記念物を育てる?】屋久杉の苗木(1年生苗)